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『種村有菜先生』 その2

第1回では、『りぼん』誌上で今冬からスタートする新連載『桜姫華伝』について伺いました。今回は、種村先生がDJをされている、集英社ラジオステーション「S-ラジ」にて大人気配信中のインターネットラジオ番組「種村有菜のラジオDEシャキン☆」のお話をお聞きしてきました。

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おしゃべり大好き! ラジオDJ挑戦中!

――前回のお話では、新連載の準備のため京都旅行に行かれるとのことでしたが、休暇旅行のモルディブからお帰りになったばかりとお聞きしました。旅行がお好きなんですか?

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種村:好きですね。近場だと箱根や千葉・鴨川によく行くんですが、鴨川には鴨川シーワールドという水族館があって、年に3回くらい行きます。私、水族館が好きで、特にシャチが大好きなんです! 鴨川ではシャチのショーをやっているんですけど、もう見ていると大きくてきれいで、うっとりしちゃう。自分で思うんですけど、私、少し男性的な視点があるらしく、大きい生き物が好きなんですよ。大きければ大きいほどいい(笑)。モルディブにはジンベエザメがいるらしく、楽しみにしていたんですが、今回は残念ながら見られませんでした。あとはダイオウイカっていう巨大イカがいて、見ることができるならダイオウイカに殺されても仕方ない!と思うくらい、見たいんです! もう大好きなんですよ、ダイオウイカが。でも......食べる方は、実は生魚が苦手なんですけどね(笑)。

――食べるのは駄目なんですか(笑)。 それにしても、先生はすごく行動的なんですね。

種村:これだ!って思うと、すぐ動かないと気がすまないんです(笑)。モルディブのシュノーケリングは初体験だったんですけど、楽しかったですね。出身が海のそばでないせいか、どうもシュノーケリングに苦手意識があったんですけど、やってみてよかったです。きれいな海に感動しました。

――ほかにもご趣味がありそうですね。ほかに好きなことといえば、何がありますか?

種村:音楽が好きですね、カラオケにも行きますし。それに作品作りにおいても、映画や本に触発されるより、音楽からインスピレーションを得ることが多いですね。1曲、すごくお気に入りの音楽があれば、いくらでも話を考えられちゃう。この曲のリズムが駆け上がっていく感じの部分で、エピソードがひとつできちゃった、とか。最近ではTVアニメ『マクロスFRONTIER』のサントラが大好き。残念ながら本編は1回しか見られていないんですが、CDはヘビーローテーションでかけてます。この『マクロスFRONTIER』の音楽を手がけている管野よう子さんも大好きだし、アニメ前期のオープニングテーマを歌われていた坂本真綾さんもデビュー当時からのファンなんですよ! 坂本さんのファンクラブに入っているくらいですから!

それになにより、私、おしゃべりが大好きなんですよー!!放っておくと、ひとりで2時間でも3時間でもずっとしゃべり続けてますよ(笑)。

――それはもう、ヒシヒシと感じておりました(笑)。おしゃべりと言えば、インターネットラジオのDJを2008年5月から始められましたね。

種村有菜のラジオDEシャキン☆

種村有菜のラジオDEシャキン☆

種村有菜先生がパーソナリティーとしておしゃべりする、インターネットラジオ番組。 種村先生が、最近ハマッていることや、いま話題の少女まんがなどについて楽しいトークを展開中!

【公式サイト】
http://www.s-cast2.net/radio/shakin/index.html

種村:そうなんですよ。ラジオでは読者からいただくお便りに受け答えしたり、まんがの描き方講座を動画でアップしたり、いろいろなコーナーに挑戦しています。インターネット配信のラジオなんですけど、リスナーは小学生や中学生から、私のデビュー当時から作品を読んでくださっている大人のファンの方まで、さまざまな方���いらっしゃいますね。

――まんが家がラジオDJというのも珍しいと思いますが、どういった経緯があったのでしょうか?

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種村:不思議なご縁だなと思うんですけれど......実は私、ずっと前からラジオのDJをやりたかったんですよ。以前、集英社の宣伝部に直訴しに行ったこともあるくらいなんです(笑)。それに、実際、集英社のラジオ番組に、『金のティアラ大賞』(※集英社の女性・少女まんが雑誌8誌が展開するまんが賞)のPRなどで、何度かゲスト出演させていただいたことがあって、その時にも宣伝部の方が「種村さん、ひとりでもラジオ番組できるんじゃないの?」って言ってくださって(笑)。担当編集の方にもずっとラジオDJをやりたい!と言っていたら、ある日突然、お声がかかったんです。その時はもう嬉しくて......それからはあっという間に実現しちゃったという感じですね。

――昔からラジオがお好きだったんですか?

種村:ラジオは高校時代から、すごくよく聞いていました。今も好きな番組がCDで発売されたりすると、買って聞いています。特に好きなのは、ダウンタウンの松本人志さんと放送作家の高須光聖さんがDJをされている『放送室』(TOKYO FM)ですね。そもそもダウンタウンが大好きなので、本当に夢にまでみた番組のCD化で、毎月届くのが本当に楽しみなんです!

――またまた意外な趣味ですね。ところで種村先生のラジオ番組は、どんな雰囲気なのですか?

種村:わりとライトな感じですね(笑)。人生相談のコーナーがあるんですが、これがちょっと変わっていて、私の場合、読者のお悩みに対して自分の作品などのキャラクターになりきって答える、という......(笑)。

――(笑)それは楽しそうですね。

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わが家で飼っている猫になりきって答える、という時もありましたね(笑)。男の子と女の子の二匹がいるんですけど、女の子は頭がいいんですが、男の子は本当に馬鹿で......人見知りしなくて、みんな自分のことが好きだと思っているんですよ。番組では私がこの子になりきって、「オデ、ごはんくれる人が好きだな」みたいなキャラでやりました(笑)。

――是非、猫キャラに再登場していただきたいです(笑)。収録はどんなふうに進められているんですか?

種村:収録は2本録りで、ほぼぶっつけ本番。そういえば、打合せもあまりしてませんね(笑)。最初だけはさすがにちょっと堅かったようですけど、そもそもあまり緊張しないタイプなので、いまは本当に楽しくやっています。なんたって、おしゃべり大好きですから!

種村有菜プロフィール

種村有菜(たねむらありな)、愛知県生まれ

りぼんオリジナル(集英社)1996年6月号掲載の2番目の恋のかたち」でデビュー。翌年、りぼん6月号より初連載『イ・オ・ン』スタート。以降、同誌にて数々の連載、読みきり作品など、執筆活動を続けている。代表作に『神風怪盗ジャンヌ』『時空異邦人KYOKO』『満月をさがして』『紳士同盟†』『絶対覚醒天使ミストレス☆フォーチュン』など。『「紳士同盟†」種村有菜イラスト集』ほか、イラスト集も多数。2008年5月より、インターネットラジオサイトのS-ラジにて、ラジオ番組『種村有菜のラジオDEシャキン☆』のパーソナリティを務める。りぼん2009年1月号から『桜姫華伝』連載開始。


「まんがのチカラ」次回予告
種村作品といえば、パワフルな画風と精緻な描写、またギャグ的な要素が散りばめられているのも特徴のひとつです。次回は、先生がまんがを描き始めた頃のお話や、大好きなまんが作品、そしてこよなく愛するりぼんについてお話を伺いました。公開予定は2008年12月15日(月)。お楽しみに!

2008年12月08日