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第27回 佐々木希『おいしいワインとコミックを』

佐々木希
佐々木希(モデル・女優)
1988年、秋田県生まれ。モデル、タレントの他女優として NTV系『神の雫』(毎週火曜日 22時~ 放送中)で連続ドラマ初出演。TBS「どうぶつ奇想天外」(毎週日曜日 20時~)、 NTV系「レコ☆ HITS」(毎週木曜日 0:59~)レギュラー。
公式ブログ
http://ameblo.jp/sasaki-nozomi

 小学生の時は「ちゃお」をよく読んでいました。その中で覚えている連載が『はじけてB.B.』。沖縄の芸能スクールを舞台にしたお話で、マンガに出ていた山田優さんが実際にデビューしたのでびっくりしました。それから、中学校に入って読んだのが「別冊フレンド」の『ピーチガール』。恋愛にあこがれていた時期だったし、年も近いコギャルが主人公だったから。ライバルの女の子との恋のバトルはワクワクしました。あと『GANTZ』も大好き。特に主人公玄野君の幼なじみの加藤君がいいです。死んだはずの人間が異星人と戦うというSFですが、友情のドラマもあり感動します。
 最近では、私の初めての連続ドラマの『神の雫』。世界的なワイン評論家神咲豊多香が残した遺言があって、6本のワイン「六使徒」(原作では「十二」)とその頂点に立つ1本「神の雫」の銘柄と年代を当てた者が、20億円のワインコレクションを相続することに。実の息子神咲雫と遠峰一青のワイン対決が見どころの物語です。私の演じているセーラという役は、一青の妹でちょっとスカしてる感じのモデル。私も同じモデルですがワイン歴が違います。彼女は幼少時からワインが身近にあった環境で育ったワイン通。兄の敵である神咲雫の動向を密かに探るという子です。私の性格とは正反対なんですけど、監督さんが「妖しく、妖しく」っておっしゃるので、ミステリアスに演じています。
 ドラマでは実は本物のワインを使っていて、先日収録の後「第一の使徒」のワインをいただき、おいしくて感激。撮影後原作者の亜樹先生のワイン会もあってグラスを回したり、光にかざして色を見たり、香りを楽しんだり。テイスティングの仕方を教わりました。
 とにかくワインに詳しくなくても「第一の使徒」から最後の「神の雫」までのワイン対決を楽しんでいただきたいです。そうすれば、知らず知らずのうちに物語に盛り込まれたワインの知識が身につくと思います。また単行本の巻末にわかりやすいワイン解説もありこれは役に立っています。
 ワインって今まで「高ければおいしい」「大人だけが飲むもの」という先入観がありましたが、この作品を読むとワインへのイメージが変わるのではないでしょうか。(談)

(2009年2月27日(金) 朝日新聞 東京夕刊 「コミックブレークより転載」)

神の雫

『神の雫』
作 亜樹 直
画 オキモト・シュウ
講談社 既刊19巻
定価・各550~560円(税込み)
「モーニング」連載中

2009年03月10日